今日は、数学と法律は似ているという話をしていこうと思います。
数学の公式=規範定立、そして、あてはめ
最近、塾講師の仕事で、数学と算数を教えていて、つくづく、数学と法律は似ているなーと思います。
数学や算数が苦手な子は、まず、公式が覚えられない…、次に、文章問題などでは、その公式に数字があてはめられないんです。涙
これ正に、法律のレポートや論文と同じだと思いませんか?
法律の場合、まずは、規範となる条文や判例・学説がわからないと問題が解決できないですよね。つまり、数学でいう公式が規範定立になる部分です。
論理的思考
そして、次に、先程いった、数学や算数の公式に、実際の文章問題などの数字が、あてはめられないという問題です。
公式を教えても、それに数字をあてはめられない子は、結構、たくさんいます。
これは、法律でいう、規範定立した後に、実際の事実関係をあてはめできないのと同じです。
このように、数学と一緒だと考えると法律の勉強もとてもシンプルに感じます。
法律というと、すごく難しく考えてしまいがちですが、いや、実際すごく難しいのですが…笑
そこをあえて、無駄なものは削ぎ落とし、シンプルに考えてみましょう。
これが、出来るのが論理的思考力、つまり道筋を立てて、順番に物事を考えられるということなのかなと思います。
数学を勉強するメリット
よく数学が嫌いな子が、「数学なんて勉強する意味あるの?勉強する意味がわからない。」というのを聞きます。
私も中学生の頃は、数学はまぁまぁ得意な方だったのですが、高校になり赤点を取り、数学の先生にめちゃくちゃ怒られ、放課後、数学室に呼ばれ、分厚いプリントを沢山やらされ、そのおかげで、どうにか模試の偏差値が60以上になった経験があります。汗
なので、苦手を克服した身としては、その気持ちもわかるんですよね。
しかし、本当にその時の数学の先生には、感謝していて、数学を克服しておいて良かったと思っています。
少し前置きが長くなりましたが、数学を勉強するメリットは、ズバリ、物事をシンプルに考えられること、論理的思考ができるようになることです。
論理的思考は訓練で身につく?!
こんなことをいうと、多分怒られますが、うちの母は、全く論理的思考が出来ません。笑
母が悪いとかいうわけではなく、多分、論理的思考を教わってなかったんじゃないかと思います。
これは私見なので、間違っているかもしれませんが、論理的思考は、訓練すれば出来るものだと思います。
実際、私が高校の時、そうだったように、一定の数と量をこなせば、訓練によって身につくものだと思うんです。
論理的思考が出来ないと
そして、論理的思考が出来ないと生きていく上で、とても大変になります。
実際、うちの母がそうです。汗
なぜかというと、うちの母は、いつも趣味のように些細なことを悩んで堂々巡りしています。笑
多分、これ前にも書いた気がします。
論理的思考がないので、問題解決能力がないんです。どうやって、解決したらいいか、わからないんです。
もし、論理的思考があれば、物事を効率良く、順番に考えられるので、あまり余計なことを考えずに済むんですよね。
そのためにも、数学を学ぶメリットがあるんです!!
数学が得意な人に憧れる
とはいっても、私も小中学生の算数や数学は比較的大丈夫ですが、高校生以上の数学は教えられないので、数学が得意な人には本当に憧れます。
東大卒の河野玄斗さんくらいできたら、世界が変わるでしょうね!
法律の勉強にも役立てる
こうやって、小中学生に数学や算数を教える中で、気づくことが沢山あり、私自身の法律の勉強にも役立っています。
これからも、論理的思考を訓練していきたいと思います。
まとめ
今日は、日々の生活で気づいたことで、数学と法律は似ている話をしてみました。
まだまだ、未熟ですが、精進していきたいと思います。